(2006夏 季刊ゴーシュ第6号掲載)
話題つきず 究極の楽譜研究 札響正指揮者 高関健氏
ゴーシュ :今回は師匠が”日本一のクラヲタ”と認定する札響正指揮者の高関さんのお話しとあって楽しみにしてまいりました。さぞクラヲタ垂涎のエピソード満載なのでは?
師匠 :うむ。そうなのじゃが、取材したらなんと原稿用紙 12 枚分のメールが来たわい。満載しすぎじゃ。全部は書ききれんからいずれ特集でもくん もらうことにしよう 。
ゴ :さ、さすがは日本一のクラヲタ様(汗)。
師 :高関氏といえばオケの対向配置や、原典主義で有名じゃな。メールにはカラヤンのアシスタント時代に原典主義に傾倒していった様子が克明に綴られておった。実に興味深い話しであったが詳しくは特集で・・・。
ゴ : 3 月の札響定期の折りには、シューマンの交響曲の手稿譜をベルリンの図書館で調べつくしたと語っておられましたね。
師 :そうじゃったな。楽譜には少年時代から興味があったようじゃ。神保町の楽譜屋の店主と高関少年のやりとりも面白かったがこれも詳しくは特集で・・。
ゴ :なるほど・・。クラヲタとしての年季が違うのですね。
師 :メールには他にも出版前のマーラーの2番交響曲の楽譜を借り受け演奏会をした話しなどあった。カプランが校訂する楽譜の相異点を 1 4 0 ヶ所も発見したそうじゃ。
ゴ :カプラン氏といえばマーラーの2番 しか 指揮しないという有名な指揮者。
師 :究極のヲタク同士気が合うようじゃ。カプラン氏とはその後メル友になったそうじゃが、詳しくは特集で・・。
ゴ :そういえば、高関さんと言えば”鉄ちゃん”としても有名ですね。
師 :そうじゃな。わしはてっきり切手収集とか今どきラジオ製作とかヲタクっぽい趣味があるのではと期待したが、この辺も詳しくは特集で。
ゴ :「詳しくは特集で」ばっかりじゃないッス か!
師 :・・・うむ。
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